はじめまして。ひまわり往診クリニックの院長の前島理(まえじまただし)と申します。
私はかつて大学病院で肝胆膵外科医として勤務しておりましたが、どうしても術後に癌が再発してしまう患者さんが一定数いらっしゃいました。癌の進行に伴って体調を崩してしまって入院してきた患者さんに対して点滴等の治療をしていましたが、「点滴ができなくてもいいから最期は家で迎えたい」とおっしゃる患者さんもいらっしゃいました。そのため、退院後に往診してくれるクリニックを探しましたが、その当時は訪問診療を行っているクリニックも少なく、なかなか見つけることができませんでした。そこで、いつか自分が自宅で最期を迎えたい人の受け皿になりたいと強く思いました。
また、大学卒業後9年間を陸上自衛隊医官として勤務しました。陸上自衛隊では夜中に山に籠ったり、時には危険と隣り合わせの訓練を行ったりしますが、不測事態が起きた時のために医官が訓練に帯同します。訓練中にケガをした隊員やその周囲の隊員はとても不安に思っていますが、医官が現場に駆けつけて診察をし、必要な処置(場合によっては病院受診の調整)をすることで、隊員に安心感を与えることができました。
病院に比べるとかなり限られた医療物品での対応になるため、必ずしも必要十分な処置内容ではなかったかもしれませんが、まずは医師が現場に駆けつけることの重要性を実感しました。
そのため、当院では、訪問診療を受けている患者さんに何か困ったことがあった場合は、まずは往診して駆けつけることを基本方針としています。「微熱がある」「何かいつもと違う」「なんとなく心配だ」だけでも十分往診する理由になると考えていますので、どんな些細な事でもお気軽に相談していただければと思います。
ひまわり往診クリニック
院長 前島 理
訪問診療に携わり、ケアマネさんや訪問看護師さんをはじめ様々な訪問サービスを受けることで、在宅でも十分な医療と看護が提供できること。病院よりもさらに近くで患者様や家族様の気持ちに寄り添い、療養生活のサポートができることを実感しています。
訪問診療は、患者様やその家族様の生活の中に入っていきます。
生活空間を侵さないようにしながらも、療養生活を送りやすいように配慮していきます。
(QOD(quality of deth)という言葉があります。)
訪問診療では、終末期ケアならびお看取りもいたします。
最後まで患者さんが望む生き方や暮らしを実現するためにはどうしたらいいか、常に一緒に考えていきます。
通院が難しい、自宅で療養したい、最期は自宅ですごしたい。
訪問診療とはどういうものなのかお知りになりたい方は、一度ご相談ください。
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